ブラームス:交響曲第4番 サイトウキネン・オーケストラ
1987年にヨーロッパ初ツアーを行い、ウィーン、ベルリンなどヨーロッパ各地で絶賛されたサイトウキネン・オーケストラ。1989年には2度目のツアーを行ったが、そのときに大喝采を浴びたのがブラームスの交響曲第4番だ。
それまでは、渋く深みのある曲というイメージが強かったこのブラームス交響曲第4番。それを小澤さんは、みずみずしく、若い力あふれる情熱に満ちた音楽にしてしまったのだ。ひとつひとつのフレーズを慈しむような演奏。小澤さん指揮の下、すべての音がひとつのうねりとなって作り出す色彩豊かな音の響き。新しいブラームスがここに誕生したと言っても過言ではない。
ともに収められたハンガリー舞曲も、丁寧な演奏で、厚みのある落ち着いた響きを出している。
*このCDは、ツアーの途中ベルリンでコンサートとは別に録音されている。